「松山産べにふうき茶」の加工、販売

1 事業内容
 松山市(旧中島町)の生産農家と連携しながら、瀬戸内の温暖な気候風土が育んだ松山産べにふうき(茶菓)による『瀬戸』ブランドを立ち上げ、「粉末緑茶」や「石鹸」を商品化するとともに、菓子メーカー等へ商品の提案を行い、販売拡大を図る。
2 事業背景
 中島のみかん農家にとって60歳以上の高齢化が進む中、みかん等の果樹作の経営収支の低下、収穫時の体力負担等の理由から離農が進みつつある現状を鑑み、先進的な農家に導入され育成された「べにふうき」茶菓の商品化、販売を手始めに、流通・販売の手段をもたない農家の人たちに代わって売る仕組みをつくり、離農に歯止めをかけるとともに、「べにふうき」への転作により地域農家の活性化につなげたいとの思いで事業化に取り組んだ。
3 事業、技術、商品の特徴
 抗アレルギー効果があるとされるメチル化カテキンを含有する「べにふうき」を用いて、「粉末緑茶」と「石鹸」を商品化するものである。「粉末緑茶」は、松山産として、今回始めて商品化されたものであり、「石鹸」は、着色料・保存料・香料・エデト塩酸などの添加物を使用せず製造するものである。
 「べにふうき」は従来品種よりも、高価格で取引が可能であるため、べにふうき茶の生産農家の所得向上にも寄与するものである。
4 助成内容及び効果
 商品のデザインについては、愛媛県産をアピール出来るように、ロゴマークのデザインから見直し、「べにふうき茶 瀬戸」と命名して、パンフレット・卓上のぼり等を製作し、展示会へ出展するなど営業基盤の強化を図ったところ、客先からの反応もよく、販売促進に寄与している。
また、手作り石鹸用として設備導入したハンドミキサー等は、製作過程において、作業者の負担軽減・時間短縮・生産能力向上に、非常に効果を発揮している。
5 今後の展望
 商品については、品質面において消費者から一層の支持を得るとともに、第2次商品として、お茶を活用した飴やラスク等を新開発して市場投入することで、相乗効果による売上増加を目指し、「瀬戸」ブランドを確立させていきたい。
 こうした取り組みにより、みかん農家の高齢化、耕作放棄地の増加、価格低下等、多くの問題を抱えている地域農家の課題解決の一助となって地域の活性化につなげるとともに、アレルギ一等で悩まれている方のお役に立ちたいと願っている。

業種を問わず、いろいろな方と知り合い、出会いに感謝をする。そして、其々の方の話に耳を傾け、知識を頂き、自分を高めていくことが必要だと思います。

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企業概要
〔代表者〕代表取締役 宮下 志乃富
〔住 所〕松山市天山3-11-10
〔設 立〕平成17年10月
〔TEL〕089-935-4611
〔FAX〕089-941-2434
〔URL〕http://crementea.ocnk.net/

2012年02月28日